給食と牛乳

ユネスコ無形文化財に和食が登録されたからなのか、和食給食を広めようという活動が広がっています。

理由は、いろいろあるようですが、和食を食べる機会が少ないので、給食で子ども達に和食を知ってもらい和食を絶やさないようにするということも目的の一つになっているようです。

それも哀しいような気もしますが・・・

そして和食給食には牛乳が合わないから、牛乳を給食の時に出すのをやめようという声もあがっているといいます。

ここで牛乳を給食に出すか出さないかのお話はしませんが・・・

牛乳については、「牛乳に替わるものはない」「牛乳は栄養バランスにすぐれている」といろんな分野の方がいっています。

そもそも給食は、学校に通って来る子どもたちが貧しくてお弁当をもってこられない子どもが多く、そんな子ども達におにぎりや漬け物をお昼に出したのが始まりとされ、戦争が始まると給食をだすことが難しくなりだし、戦後、再び給食が始まりますが、パンとおかずに牛乳(脱脂粉乳)というスタイルはかなり経ってからです。

このように、学校給食は、「食べられない」こどものために始められ、こどもの成長のために考えられた栄養バランスのよい食事なのですよね。

完全給食が実施されるようになってからの給食を現代の子ども達が食べたら「おいしい」とは思わないかもしれませんね。それほど、今の学校給食は、良くできていると思うのです。ですから、和食だの洋食だのという選択がうまれるのかもしれませんね。これはあくまでも「食」に関してになりますけどね。


牛乳の「乳」について考えてみれば、8世紀から10世紀にかけて牛や羊の乳から作られていた「蘇(そ)」を成熟させて「醍醐(だいご)」というチーズのような物がすでにあったとか・・・江戸時代末期には、牛の飼育と搾乳がされていたとか・・・

とうことは、牛乳も日本に古くからあるものということになるのですが、和と洋の線引きは何が基準になるのでしょうかね。